認知症と運転免許
記憶力や判断力の衰えは、安全運転の大きな妨げになります。
そのような観点から、平成26年6月1日より道路改正法が改正されました。
75歳以上の方が対象で、運転免許更新時に認知機能検査を強化することになりました。
認知症の恐れがあると判断された方には、医師の診断を義務つけることになりました。
医師の診断を受け認知症と診断された場合、本人あるいは家族等が診断書と申請書を持って提出しなければなりません。
その後、運転免許の取り消しあるいは停止の処分となります。
これは、任意であり必ず申請しなければ処罰にはなりません。
しかし、万が一事故などを起こしてしまった場合、申請しなかったことに問われることがあります。
超高齢社会を迎え75歳以上の運転免許保有者が増えている中、今後も増える見通しとなっています。
75歳以上の運転者の事故も増えており、認知機能の低下が原因で事故をしてしまった人の割合が3割にも上っています。
このようなことから、ドライバーや同業者、歩行者などの安全を守るため改正されました。
自動車を運転することは、かなり神経を使うことです。
マイカーは道路の渋滞を招き、地球環境にも悪影響を及ぼしてしまいますので、高齢になってしまったら、バスなどの公共機関を利用するように心がけましょう。
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