指先を使うと脳が活性化され認知症予防になる|作業療法
認知症を予防するのに効果的とされているのが、作業療法と呼ばれる指先を使った作業をすることです。
指先を使うことは、運動機能を高めると同時に、脳の活性化に効果が高まります。
お年寄りの意欲喪失感を改善し、認知力を高める効果が期待できます。
当然、認知症予防や改善の効果も大きく期待できるものです。
そのため、ほとんどのデイサービスや老人ホームなどでも、この作業療法として指先を使うレクリエーションなどが摂りいれられています。
具体的には以下のようなものが挙げられます。
- 切り絵
- 貼り絵
- 塗り絵
- 編み物
- お菓子作り
- 楽器の演奏
- ガーデニング
…等々
若いころから経験があることに取り組むことももちろん良いですが、
あえて今までやってこなかった事などに初めて取り組んでみた方が、
脳への刺激も高まります。
お勧めは、『切り絵』です。
紙とはさみがあれば、場所を選ばず一人で取り組めますし、最初は簡単なものから始めてみることで、周囲の方々もとても褒めてくれますので、次はもう少し複雑な形のものに取り組んでみようと意欲もさらに湧いてきます。
身内で一緒に楽しむコミュニケーションの手段にもなります。
認知症予防・改善に作業療法、取り組んでみませんか?
そのまま切って楽しめる ステンドグラス切り絵100 季節の花と小さな動物たち
数年前から切り絵を楽しんでいる高齢の母にプレゼントしました。最初は色鉛筆で塗っても同じじゃないの?と軽く考えていたのですが、以前にちぎり絵をしていた母は手元に色付きの和紙もあり、大変喜んで熱中しています。
絵も細かいので心配するほど熱中しているのです。出来上がってみると、和紙の発色や風合いは色鉛筆のそれとは違い、とても美しい仕上がりです。
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