音楽を聴いた程度で認知症が改善されるのでしょうか?
結論から言いますと、音楽を聴くことによって、認知症が改善される可能性は十分にあります。
実際に注目を集めているのは、認知症患者の音楽療法に迫るドキュメンタリー映画『パーソナルソング』です。
2014年12月には日本でも公開されています。
映画『パーソナルソング』は、アメリカ、カナダ、イタリア、イギリスなどで非常に高い評価を受けた作品で、2014年度サンダンス国際映画祭ドキュメンタリー部門で観客賞を受賞した注目の映画です。
他にもミラノ国際映画祭最優秀監督賞、カルガリーアンダーグラウンド映画祭観客賞、シアトル国際映画祭ドキュメンタリー賞、パークシャー国際映画祭観客賞、セドナ国際映画祭作品賞、フォートマイヤーズ映画祭作品賞など、軒並み映画賞を受賞しました。
娘の名前も覚えていない認知症のおじいさんに、好きだった歌を聞かせると、歌を歌い出したり、陽気になったり・・・
失われていた自分を取り戻すかのように、自然と家族の話まで話し出したといったケースが盛り込まれたドキュメンタリー映画となっています。
この映画を見ると、既存の治療法以外に音楽で改善する様子に感動すると思います。
自分が好きだった音楽を聴くことで、聴覚が刺激されて、脳の血流も活性化されてきて、愛と夢を思い出し、失われがちだった脳の活動を呼び起こす作用があるのでしょう。
「音楽の力」ってすごいですね。
認知症の音楽療法、試してみる価値がありそうです。
認知症の音楽療法、試してみる価値がありそうです。
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