認知症予防にピーナッツが効果的?EPA・DHAとの関係
認知症の予防や改善のために、DHAやEPAが良いとされることが多く、これらを含むサプリメントも人気があります。
しかし、最近の研究では、長期間摂取し続けると体の酸化ストレスが増え、逆にアルツハイマー型認知症のリスクを高める可能性があると言われています。
一方で、抗酸化作用の高い食品が認知症のリスクを減らすとも考えられており、近年「ピーナッツ(落花生)」が注目を集めています。
今回は、認知症予防に役立つ栄養素やピーナッツの効果について詳しく解説します。
DHAやEPAは認知症予防に良いが長期摂取には注意

DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、青魚に多く含まれる必須脂肪酸で、脳の健康や抗炎症作用に優れています。
特に短期的には、脳の認知機能をサポートし、動脈硬化の予防にも役立つことが多くの研究で示されています。
しかし、ハーバード大学の研究では、長期間にわたりDHAやEPAを摂り続けると、体内の酸化ストレスが増加し、結果としてアルツハイマー型認知症のリスクを高める可能性があると指摘されています。
◎ DHA・EPAの効果的な摂り方
・魚の摂取頻度を調整する:週2~3回ほどの摂取なら問題ありませんが、毎日大量に摂るのは避ける。
・サプリメントの過剰摂取に注意:DHA・EPAを含むサプリは手軽ですが、摂取量が過剰にならないように注意が必要。
・抗酸化作用のある食品と一緒に摂る:酸化を防ぐために、ビタミンCやビタミンEが豊富な野菜・果物と組み合わせて食べる。
認知症予防にピーナッツが注目される理由とは?

近年、認知症予防に効果的な食材として「ピーナッツ(落花生)」が注目されています。
その理由は、ピーナッツに含まれる「レスベラトロール」という抗酸化成分です。
レスベラトロールには、脳の酸化ストレスを軽減し、神経細胞を守る働きがあるとされています。
ハーバード大学の研究では、マウスにレスベラトロールを与えた際、大脳皮質の酸化ストレスが軽減し、記憶力の向上が見られたという報告もあります。
さらに、ピーナッツはナッツ類の中でも特に血流改善や抗炎症作用に優れているため、脳血管の健康維持にも役立ちます。
◎ ピーナッツの栄養成分と効果
成分名 | 期待される効果 |
---|---|
レスベラトロール | 抗酸化作用、神経細胞の保護 |
不飽和脂肪酸 | 血流改善、脳の健康維持 |
ビタミンE | 抗酸化作用、細胞の老化防止 |
ビタミンB群 | 神経機能のサポート、エネルギー代謝の促進 |
食物繊維 | 腸内環境の改善 |
ピーナッツの食べ方と注意点
ピーナッツを認知症予防のために取り入れる場合、いくつかのポイントに注意しましょう。
◎ 効果的な食べ方
・薄皮付きのまま食べる:レスベラトロールはピーナッツの「薄皮」に多く含まれているため、剥かずに食べるのがポイント。
・毎日適量を摂る:1日20~30g(約20粒程度)を目安にすると、効果的に栄養を摂ることができる。
・ピーナッツバターも活用:ペースト状のピーナッツバターなら消化しやすく、手軽に取り入れられる。
◎ 注意点
・食べ過ぎに注意:カロリーが高めの食品なので、一度に大量に食べると肥満の原因に。
・無塩・無添加のものを選ぶ:塩分や砂糖が多い商品は健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、無塩・無添加のものが理想的。
この記事のまとめ
認知症予防を考えるなら、日々の食事のバランスを大切にしながら、DHA・EPAの摂取量に気をつけつつ、抗酸化作用のある食品を積極的に取り入れていきましょう。
※参考: ハーバード大学医学部公式サイト
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