年齢と共に、脳の血流量の低下を招き、それが脳の欠損を引き起こして、いずれ認知症を招いてしまいます。
したがって、脳の血流量を上げていけば認知症予防になるのですが、そのためのキーワードが「デュアルタスク」です。
デュアルタスクとは?
脳が衰えると、どうなってしまうのか?
分かりやすく言うと、
「歩きながら、傘をさせなくなります」
つまり、脳の血流が下がってくるために2つのことを同時に行うことができなくなってくるのです。
そこで、脳を若返らせるためには、2つ以上のことを同時に行うことが効果的です。
2つ以上のことを同時に行うことをデュアルタスク(2つの仕事)といいます。
効果的なデュアルタスク行動は?
ディアルタスクで脳の血流量を上げるには、行動における脳の処理によって、記憶力と情報力の両方を使うのが好ましいです。
効果的なディアルタスク行動を紹介します。
料理を作る
料理を作る作業は、どんな料理にするか計画を立てて、材料を用意するために在庫の確認や買う物の準備などをし、さらに下ごしらえから火加減まで、様々なことを考えて行動しなければなりません。
でも、料理が完成したら、美味しく食べることができるので、作業中にも楽しみをもって取り組めますよね。
歩きながら、散歩の計画をたてる
未来の計画を立てることは、楽しみをもって、脳を活動させることができます。
例えば、ご夫婦で週末に散歩をするために、行ってみたい街を探したり、行きたいお店を決めたり…
そういった計画を散歩したり買い物に行くついでに歩きながら行なうとディアルタスクとして効果的です。
帰宅後に、メモを記録するようにすると、記憶を呼び戻す脳の訓練になりますので、なお効果的です。
いずれも、情報力、記憶力などが鍛えられるので認知症予防に効果的です。
ただし、無理をしない程度に楽しんで行なうのが一番ですよ。
ただし、無理をしない程度に楽しんで行なうのが一番ですよ。
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