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認知症改善にも効果大!首と姿勢を整えるシンプル習慣

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認知症改善にも効果大!首と姿勢を整えるシンプル習慣

日々、認知症のご家族のお世話に追われている方や、将来への不安を感じている皆さん。「何か今すぐできて、しかもお金もかからず、効果がある方法はないかな…」そんなふうに思ったことはないでしょうか?

最新の研究からもわかってきたのは、「姿勢」、特に「首の位置」が私たちの身体と脳の働きに大きな影響を与えているという事実です。

今回は、誰でも今日からできる「首と姿勢を整えることで認知症改善を目指す」具体的な方法をご紹介します。

姿勢が認知症に与える影響とは?

現代人はスマホやパソコンを見る時間が長く、自然と首が前に傾きがちです。

この「ストレートネック」とも呼ばれる姿勢は、自律神経のバランスを崩す大きな要因になります。

自律神経が乱れると、以下のような症状が現れます。

症状
睡眠障害(夜眠れない、熟睡できない)
消化機能の不調(便秘や下痢が続く)
めまい・耳鳴り
イライラや情緒不安定

認知症の方はもともと脳内の情報伝達が弱まっているため、自律神経の乱れがあると、さらに「混乱」「不穏」「物忘れ」が強まる傾向があります。

つまり、「姿勢の改善=脳と体の両方にいい影響を与える」ことになるのです。

注目ポイントは「後頭部の骨の動き」

特に大切なのは、首の後ろから後頭部にかけての骨や筋肉の動きです。

後頭骨(こうとうこつ)と呼ばれる頭の後ろの骨には、以下のような重要な神経や血管が通っています。

名称役割
迷走神経胃腸の働き・心拍調整・リラックスに関与
舌咽神経・副神経嚥下や発声、首や肩の動きなどに関係
内頸静脈脳の老廃物を静脈として排出する大動脈

この部分の動きが悪くなったり、筋肉が硬くなることで、神経伝達や血液循環が阻害されてしまいます。

その結果、認知機能の低下に拍車がかかるとも言われています。

今日からできる簡単セルフケア

後頭骨の動きを改善するために、毎日できるシンプルなセルフマッサージがあります。

これを行うことで、“ボーっとする”、“目の奥が疲れる”といった感覚がスーッと楽になる方も多いです。

【セルフケアのやり方】
1. 首の後ろを触って、少し凹んでいる骨の下(後頭部の付け根)を探します
2. 中指を使って、左右同時にそっと押し込むように支えます
3. 30秒間、そのまま顔を少し上向きにして深呼吸します
4. そっと手を離し、首を左右に軽く回してみてください

【補助運動】
・後頭部を両手で支えながら、顔を上下に20~30回動かす
・この動作を、朝晩1回ずつ行うとさらに効果的です

首の運動

たったこれだけで、「視界が明るくなる」「頭がスッキリする」「眠りが深くなった」などの効果を感じる方も多くいます。

【実際の例】
・70代の母を介護している60代女性:「このマッサージをすると、母が安心したような表情になり、おしゃべりも楽しめる時間が増えたんです」
・40代会社員男性:「首コリ解消にやっていたら、父のふらつきが減ったような気がして、一緒に習慣づけるようになりました」

この記事のまとめ

  • 首の前傾姿勢は自律神経のバランスを崩し、認知症の症状を悪化させる可能性あり
  • 後頭部の骨「後頭骨」の周辺には神経・血管が集中し、脳の健康に直結している
  • 自分で簡単に実践できる首のセルフケアで、脳への負担を軽減できる
  • 毎日のルーティンとして取り入れることで、家族の健康サポートに

認知症に直接効く魔法のような方法はありませんが、ご家庭でできる地道なケアが症状の進行をゆるやかにし、日々の穏やかな暮らしにつながる可能性があります。

ぜひご家族と一緒に「姿勢リセット習慣」を取り入れてみてくださいね。

※参照:こころの情報サイト

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