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認知症の症状を放置するとどうなる?早期発見と対策が重要!

認知症トピック

認知症の進行段階と症状の特徴

認知症の代表的な種類に「アルツハイマー型認知症」があります。
この病気は、脳の神経細胞が徐々に破壊されることで発症し、進行していきます。

以下は症状の進行段階です。

進行段階主な症状
最初期言葉が出にくくなる / 仕事や家事でミスが増える / 無気力になる
初期新しいことを覚えられない / 人の話が理解しづらい / 会話がかみ合わない
中期妄想・イライラ・うつ傾向 / 買い物や運転が困難に / 大事な記憶も曖昧に
末期体重減少 / 失禁が増える / 運動機能の衰え / 免疫低下で病気になりやすい

認知症は知らず知らずのうちに進行し、放っておくと一人で生活するのが難しくなります。
最初は単なる「物忘れ」だと思っていても、徐々に生活に大きな影響を及ぼすのです。

認知症の症状を放置するとどうなる?

認知症の初期段階では、多少の物忘れを「年のせい」と思ってしまいがちです。
しかし、放置すると、次第に家族の負担も大きくなっていきます。

具体例1:外出先で迷子になり、家に帰れなくなる

以前はよく通っていたスーパーなのに、道順がわからず迷ってしまう。
警察に保護されて初めて、家族も深刻な状況に気づくことがあります。

具体例2:火の不始末で火事の危険

料理をしていてガスを消し忘れたり、電気ストーブをつけたまま寝てしまったりすることが増えます。
最悪の場合、火事や事故につながる恐れも。

認知症による判断力の低下は、本人の安全だけでなく周囲にも危険を及ぼす可能性があるのです。

認知症の早期発見が重要!チェックポイント

認知症は早期発見がカギです。
以下のような兆候があれば、一度専門医の診察を受けることをおすすめします。

認知症の初期症状チェックリスト

✅ 同じことを何度も聞く・話す
✅ 最近の出来事を忘れてしまう
✅ 財布や鍵など、大事なものをよく失くす
✅ 料理の手順や家事をスムーズにこなせない
✅ いつもの道でも迷いやすくなった
✅ 些細なことで怒ったり、感情が不安定になる

これらの症状が続く場合は、早めに医療機関で相談しましょう。
認知症は完全に治すことはできませんが、生活習慣の見直しや治療によって進行を遅らせることができます。

早期発見と対策によって、認知症の進行はある程度コントロールできます。
ぜひ、普段の生活の中で気になることがあれば、家族で話し合ってみてくださいね。

この記事のまとめ

  • 認知症は「最初期 → 初期 → 中期 → 末期」と進行する
  • 放置すると生活に支障をきたし、火事や迷子などのリスクが高まる
  • 初期症状を早く見つけることで、進行を遅らせることができる
  • チェックリストを活用し、気になる場合は医師に相談することが大切

※参考 厚生労働省:「認知症施策について」

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