煙草(タバコ)は、体に良くないと聞きますが、認知症にも悪影響を及ぼすのでしょうか?
喫煙者は非喫煙者よりも認知症になる確率が高くなり、2倍だと言われています。
タバコの煙は、大脳皮質を直接攻撃します。
大脳皮質とは、大脳皮質に達した記憶情報などに処理を施し、それに基づいた運動や行動を選択したり、決定したりする役割をしています。
大脳皮質に悪影響を及ぼすと、記憶機能が低下してしまうのです。
自分はタバコを吸っていないから大丈夫、と思う方もいるかもしれませんが、近くにタバコを吸っている人がいる場合は注意です。
タバコはその周りにいる人も煙を吸ってしまうので悪影響を受けます。タバコを吸っていなくても認知症にかかりやすくなってしまいます。
タバコを吸うことは認知症になりやすいだけではなく、癌を引き起こしたり、心筋梗塞などにもなりやすくなります。
習慣でタバコを吸っている人は、なかなかやめることは難しいと思いますが、やはり健康や認知症予防のためには、タバコをやめた方が良いでしょう。
もしどうしても煙草を止められないという人は、「禁煙外来」を設けている病院やクリニックにもあるので利用してもいいかもしれませんね。
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