2014年2月25日に、朝日放送の『たけしの健康エンターテイメント みんなの家庭の医学』で放映されましたが、認知症の予防にアロマによる嗅覚刺激が効果的であることが分かってきました。
認知症研究30年のスペシャリストである鳥取大学の浦上教授によると、
認知症の症状は、脳内の記憶をつかさどる神経である海馬に直接つながっている嗅覚神経が最初にダメージを受け、そのダメージが徐々に海馬に拡がっていくことを突き止めました。
そこで、再生能力の高い嗅覚神経を活性化させることで、記憶をつかさどる神経の海馬も活性化させることができるという研究を続けてきたのです。
実際に約10年間の臨床結果を経て、認知症予防に効果的なアロマを見出しました。
認知症予防に効果の期待できるアロマ
長年の臨床研究の結果、脳の若返りをはかり、認知症予防に効果が期待できるものは、以下の4種類のアロマオイルです。
昼:活性化系アロマオイル
ローズマリー
スッキリした刺激のあるシャープな香り。
昼間の活動脳を活性化させてくれます。
レモン
フレッシュで爽やかな香りが、集中力や記憶力を高め、気持ちをリフレッシュさせてくれます。
夜:鎮静化系のアロマオイル
ラベンダー
フローラルな甘い香りで、優れた鎮静作用があり、心と身体を落ち着かせてくれます。芳香浴や就寝前に使うとストレスから解放され、安眠効果があります。
オレンジ
甘くて爽やかでフルーティな香り。
気持ちをゆったりとリラックスさせてくれ、心を元気にしてくれます。
このようなアロマを利用することで、弱まってしまった嗅神経に、活性化系と鎮静化系の香りを繰り返すことで、神経細胞が刺激され、効率よく神経の再生につながります。
これが、脳の活性化につながっていくと考えられています。
アロマ治療実践者のレビュー
認知症予備軍(数値13)だった母がアロマ療法を一週間続けた結果、正常レベル(数値2)に大幅に改善。
認知症予備軍の母にアロマ療法を試した娘さんより
認知症予防プログラム実践 89歳 男性
※予防・改善の効果は個人差がありますので、ご了承ください。
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